先週末の2015年3月22日、以前から告知していたイベント『Nordic Guide -design travel- 』にて登壇してきましたので、今回はその様子をレポートします。
会場は、ミニマルデザインな内装が素敵なコワーキングスペース、大阪梅田にあるTHE COMMON PLACEさん。こちらのフリースペースを全て使い、イベントへは40名を超える方にお越しいただいたそうです。
今回のイベントテーマは「デザインを通して北欧を旅する」というものでした。そしてテーマに沿ってお話しすることになったお相手は、『北欧のおいしい時間』や『3日でまわる北欧 in コペンハーゲン』『3日でまわる北欧 in ヘルシンキ』の著者として有名な森百合子さん。ヒュゲリニュースとしても以前インタビューをさせていただいています。
そんなイベントで、北欧ヒュゲリニュース編集長として僕がお話ししたことを簡単にご紹介します。
もくじ
『Nordic Guide -design travel- 』でお話ししたこと
今回僕からは、北欧を旅する中でおそらく誰もが触れるであろう様々なもののデザインに関してご紹介しました。例えば次のようなテーマです。
- 夢の北欧旅、せっかくなら北欧のエアラインで
- デンマークの自転車事情、日本と似てる?ちがう?
- 北欧は、お札もコインもお洒落なの!
- 遊び心が溢れる北欧のパスポートに、正直ちょっと嫉妬しちゃう
- レトロデザインが素敵なチボリ公園
デザインに関することを主にしながら、周辺の知っているとちょっと面白いことや北欧と日本との違いについてといったことをお話しし、盛りだくさんな内容になりました。
今後、ヒュゲリニュースでテーマごとに記事化することも考えていますのでお楽しみに!
森さんからはこんなお話を伺うことができました
森さんからは、デザイン性に富んだたくさんのかわいいカフェのお話や、北欧の街中で見られる様々なデザインに関するお話、デザイン関連のミュージアムのお話、巨匠のデザインに関するお話などなど・・・。非常に非常に濃い、勉強になることばかりのお話でした。
森さんのお話で特に興味深かったのが、「なんで北欧で美味しいコーヒーを飲む文化が広まって、なんでバリスタチャンピオンがたくさん生まれたか?」という話題の際に話されていた次のエピソードでした。
北欧の人は「知識をシェアしていこう」っていう意識がすごく高くて、多分資源が乏しいとかいろんな理由で「なるべく人間という資源に投資しよう」という気持ちが高くて、知識をひとりがひとりじめするんではなくて、なるべくシェアする、そういう文化が根付いているんですよね。
で、以前バリスタ世界チャンピオンに取材に行ったとき「(バリスタから)よーしじゃあ特訓だ」とか言われて「いや、私ライターだから!」とか言いながら、いきなり羽交い締めでラテアートとか書かされて・・・(笑)
もう、びっくりしましたよ「恐れてはいけない!」みたいに言われて(笑)
引用:Nordic Guide
北欧の人のイメージとして、僕の中には「知識をシェアしたがる」みたいな印象がまだなかったので、森さんの意見はとても新鮮でしたし、北欧にまつわるいろんなことに納得出来る貴重な発見でした。
デザインやカフェに関するお話は、森さんの著書にたくさん、綺麗な写真付きで紹介されているので、もしこれから北欧に行く予定がある方はこちらを見てみてください。普通のガイドブックには載っていないようなお店まで、非常に細かく紹介されているのでおすすめです。
まとめ
ほんと、楽しいイベントとなりました。ご来場いただいた方はありがとうございました。
また今後も、北欧ヒュゲリジャパンとして様々なイベントを開催していきたいですし、森さんやTHE COMMON PLACEさんとのご縁を大切に、なにかイベントがあれば積極的に参加したいと思います!